絶対に美味しい!絹ごし豆腐を使った厚揚げの作り方



厚揚げと絹厚揚げ

 

 

さて、豆腐を揚げた製品に「厚揚げ」と絹ごし豆腐を使った「絹厚揚げ」があるわけです。外観では同じように見えますが、食感がかなり異なります。これはどう使い分けたら良いのでしょう。

 

普通の厚揚げは、木綿豆腐から作られているために、比較的固くコシがあって、型が崩れにくいのが特徴です。一方の「絹厚揚げ」は絹豆腐から作るので、型に関しては崩れやすくなりますが、滑らかな口当たりが特徴になります。従って厚揚げは煮物や炒め物に向いていることになり、絹厚揚げは料理を作るときにあまり動かさないようなレシピに向いています。

 

ひっくり返す必要がない、トースターやグリルでそのまま焼く「焼き厚揚げ」は絹厚揚げにはピッタリの料理で、衣を付けて揚げるだけの「揚げ出し豆腐」にも適しています。

 

このように性質が異なる2種類の厚揚げですが、共通の大きなメリットがあります。それは普通の豆腐よりダイエット向きの食材であるという点です。カロリー、栄養について豆腐との違いを知っている人は結構少ないと思います。

 

厚揚げは、案外低カロリーで栄養豊富なのです。厚揚げの100gあたりのカロリー約150kcalです。1枚あたりのカロリーは、約192kcalです。普通の絹ごし豆腐なら100gあたり約56kcalということで厚揚げより約3分の1のカロリーになります。

 

ここだけみればダイエットに向いているのか疑問だと思いますが、他の食材と比べるとカロリーは高い方ではありません。もともと豆類は非常に糖質が少なく、厚揚げ100gで糖質は約0.2gしかありません。絹ごし豆腐は100gで1.7gであり、カロリーとは逆になります。

 

糖質ダイエットという言葉もある通り、糖質を減らすことでダイエットにつながりやすいのです。食べ応えもあって、少量で満腹感を得ることができるのも厚揚げの特徴です。